2007年10月19日~11月8日
(Alcarrizos アルカリゾの小学校にトイレを作りリフォームする)
10/23(火) さっそく 小学校の校長に連絡をとってもらい、Alcarrizosの小学校にトイレを作り。リフォームするという目的に向かって、河野さん、由美子さん、船橋さんと私、イサベル(私の同居人)計5人で校長先生に会いに行きました。
校長先生はナダレの教会が建てた外観は立派な学校の校長先生も兼任しておりました。
ナダレの学校 |
ナダレの学校 |
ナダレの学校 |
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校長先生 |
校舎 |
河野,由美子,船橋さん |
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でも、内容は生徒数270人の内ハイチ人は25%の私立学校です。
ドミニカ共和国の経営する学校なら授業料は援助してもらえるのですが、ハイチ人は戸籍のない人や虐げられてた生活で賃金も安く月々の月謝も支払えない人ばかりだそうです。そのため学校運営も間々ならず、今月中にトイレのリフォームをしないと政府から学校の許可取消しをされるので何とかトイレを直してほしい懇願されました。
小さいクラスの教室 |
かわいい生徒たち |
先生と |
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校舎から離れ男子・女子隣りどうしにあります
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中には各6個ずつ計12個の便器があり、使用できるのは 2~3個です
1個ずつ洗面台があります
便器 |
便器 |
洗面台 |
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他に図書室・コンピュータ室です。パソコンは全て使用不可能です。
図書室
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コンピュータ室
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また、コンピュータ室と実験室を作らないといけないそうです
その場所はあるのですが、費用が捻出できないようです
コンピューター室 実験室建設予定地 |
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今度の検査では建設中というそうです
取り急ぎトイレ設置が急がれていますが、私自身もドミニカに来て降って沸いた話なので、当初の目的のAlcarrizosの小学校のトイレ設置、リフォームの件がすんでから考えたいと話したところ、校長先生から衝撃的なことを告げられました。
Alcarrizosの小学校は先生の給料が払えず、やむなく先生は退職し、現在、小学校は閉鎖中でこの学校に通っていた子供たちは今は学校に通っていないと言うのです。
とにかくその小学校を見に行く事になりました。
学校といっても、一見どこの家?というような粗末なものです。
でもドミニカ独特の家の境目は色の塗り分けがされています。
閉鎖中の学校 |
学校と隣の教会 |
学校の裏のトイレ |
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前に渡したミシンも、使われていないようです。
で、話の中で学校の隣にある教会には日曜日に信者がやってくる。
ここにミシンをおいて色んな物を売れば収入になるということを聞きましたがこの教会には窓枠がないためミシンをしまっておくと泥棒に入られ盗られてしまう。
教会 |
窓ワクのない窓 |
あり合わせの窓ワク |
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窓枠があれば、ミシンで作業もでき、少しでも収入に結びつき学校再会の光が見えるのではと思い、当初の目的とは違うけれど窓枠を取り付けるという方向転換しました。
この大きな穴が、、 |
鐵ワクをつけて |
ブラインドをつけて |
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丈夫な鐵ワク |
鐵ワク ブラインド |
気になるなぁ~ |
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日本のみなさん ありがとう 何度も練習しました
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その後ナダレの学校のトイレリフォームを決断し、コンピューター室、実験室jは今後の課題としました。
その間、ドミニカでは熱帯暴風雨ノエルが全土を襲い、亡くなった人がいたり家が流されたりで大変でした。私の家も、全部屋雨漏りで、電気ない、水ない、お金ないでかなり不安でした。そんな状態の中でも、ドミニカ人はみんな明るいし、元気でした。
残念なことに写真を撮ったのですが全部ダメになってしまい、ビデオだけしかありません。
ナダレの学校の便器交換とリフォームです。
新しい便器 |
交換した便器 |
トイレの中 |
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子供たちの喜びの様子 |
元気な子供たち |
感謝状を頂きました |
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もう少しゆっくりと活動をしたかったのですが、ノエルの襲撃ですっかり時間をとられてしまい、急いで帰国の途につきました。
後記
大半の人はその日暮らしで食事が出来たらいいという生活です。
子供たちと接し、まだまだこの活動を続け、色んなことを皆様にお知らせしたいと思います。皆様の力強いお力をどうぞ、お貸し下さい。
長田 知子